嗚呼サロマ

嗚呼サロマ

「新婚旅行どこにすっかー」

サロマでいいんじゃね?」

「えっ」

サロマ湖100kmウルトラマラソン

海外のフルマラソン一緒に走りたいねーなんて話もあったのだが、ボストンマラソンのテロがあったりしてやめようということになっていた。

何故フルマラソンよりも距離が伸びているのか。

6月なんてモロにトラックシーズンなので、1日の練習走行距離は合計5km程度、長くても10km。
100kmに向けた準備は全くしない状態で臨んだ。

2015.06.28号砲。

ちょっと100km走ってくる。

スタート

若干小雨がパラつく中スタート。ずっとイェーイしか言ってない。

20km地点

掲示は時刻。
既に脚が重くなって残り80kmという事実に絶望。

42.195km地点

脚がかなり痛い状態でやっとフルマラソンの距離を通過!もはやなんのためにあるのかわからない掲示。
そして残り60kmという事実に絶望。

60km地点

散歩で行ったなら本当にキレイで清々しいところなのに、何故俺たちは走っているのか。。。
6’40/kmの速度がやっとの状態なのにフルマラソンの距離をもう一度走らなければならない事実に絶望。

80km地点

ワッカ原生花園エリア突入。10km行って10km折り返す殺人コース。
既にワッカの折り返しを終えて爽やかにゴールへ向かうサカヤさんから

「あと20km!」

と非人道的な激励をされて絶望。

ここはマジで何もない。果てしなく続く同じ景色とアップダウン、それに冷たい風。
ホントにツラい。

もうツラすぎて、爽やかなはずのウグイスのさえずりにすら煽られてるような腹立ちを覚える。

ウグイス「ホケキョ!!」

俺「うるせぇこの野郎wwwww

準備不足はあるとはいえ、おそらく体質的なところもあって、
もともとの筋肉が硬いために長距離を走ると色んなところに痛みが出てどうしようもない。
特に足裏とケツ、腰が痛くて一歩ごとに歯をくいしばる感じ。

歩いたり走ったりを繰り返して、老若男女色んな方々に抜かれていくのを観察していると、
皆一様に脚をほとんど上げないスリ脚走行。靴を引きずるようにして走っていて、
アレがダメージを最小限に抑えられる走り方なのかと感心した。。

終盤は痛みの具合が

歩く>>>>>>>走る>>>止まる

歩くのが一番痛いというわけのわからない状態になって仕方なく走るwww
80km時点では嫁さんの方がキツそうだったと思ってたのに
90km以降で覚醒したかのようにピンピンしだして俺が置いていかれるwww待ってwwww

ゴール

ワッカ到達付近でキツすぎて一瞬タイムオーバー(制限時間13時間)も覚悟したけど、どうにか滑り込んだ。

サロマ湖100kmマラソン 11:37’06
祝\(^o^)/完走

7~10時間でゴールしていた仲間もみんな待っていてくれた。うれしい。

最初はサブ10(10時間切り)なんて普通にできると思ってたけど全然とんでもなくて
これは別のスポーツだと痛感した次第。

そのあと

ゴール後、ピンピンしている嫁さんに対して、
自分は体じゅう痛い上に力が入らなくて、立てない、座れない(´Д` )

でも腹は減ってしょうがないので宿に戻ってからロキソニン投入して肉食いに行ったわ\(^o^)/

嫁さんは既に来年走っても良い気分になっているようだけども、俺は…保留w
とりあえず3日経過して日常生活には支障が無いレベルに回復したので10日後の800mに向けて再始動。

サロマ出場のみなさまおつかれさまでした\(^o^)/

そして運営に撮影していただいた渾身の1枚

嫁さんがサロマンブルーゼッケン(10回以上完走)のおじいちゃんにすり替わっていた。

いくらなんでもこれはwwwww

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走るときには常にスマホを持っている。
競技志向でそういう人は少ないようなイメージがあるし、俺も以前はそうだったけど、今そうでないのには理由がある。

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  • コバトン:埼玉県民専用のコバトン健康マイレージアプリで、歩数に応じてプレゼント応募ができる

コバトンアプリは過去に500円Quoカードが何度か当たっている。わりかし当選率が高いのと、野菜詰め合わせなどの魅力的な賞品もあるので歩数を重ねるモチベーションが高い。なお、良くも悪くもスマホ本体の歩数計測にしか対応しておらず、GARMIN等GPSウォッチでの計測データが無視されるので、スマホ本体を持ち歩く必要があるのだ。

コバトン健康マイレージアプリの賞品
2022年9月末抽選ではオリジナルグッズなるものに当選していたが10月時点で内容が不明w

というわけでスマホが手放せないのでランニング用のウエストポーチも手放せないわけだが、今まで使ってたやつは以下のような問題点があった。

  • 走ってるうちに緩む
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