10周年記念サロマ50km

10周年記念サロマ50km

©オールスポーツ

2014年10月に結婚して、2015年6月に新婚旅行ということで北海道サロマ湖100kmウルトラマラソンツアーを敢行(白目)したわけだが、なんと10年経ってしまった。めでたい🎉

そんなわけで結婚10周年記念のサロマ湖ウルトラマラソンツアーを敢行。しかし数年前に発症した嫁さんの腰の不調から100kmが厳しそうだということで距離は半分の50kmになった。

いや50kmでもフルマラソンより8km長いんだよね・・・
フルマラソン自体2019年を最後に走ってないので、不安が無いかと言えば普通にあるw

2025年6月29日、スタート。

いざ北海道

10年前は新千歳空港から1週間かけていろんなところを回りながら終盤にサロマを走るというコースだったけど、今回は女満別空港から北見市内で一泊してサロマスタート。

おふとんクラブTシャツ
おふとんクラブのお披露目

スタート

100kmの部はサロマ湖西側の湧別町から朝5:00スタートなのに対して、50kmの部は佐呂間町の100年広場から10:00スタート。

なんとなく山の中からサロマ湖に下っていく(林道でそこそこの日陰のある)感じなのかな~みたいな想像(期待)をしていたのだが、スタート地点についたところでそれは間違いだったと気づく。

順位も記録も狙うわけではないのでユルい感じで最後尾からスタート。
目指すはとにかく完走だ。

既に・・・暑い・・・

日陰 is どこ

林道ではなく普通にだだっ広い道路。せめて雲があればと思ったけど雲ゼロ。
日陰、日陰が無い。ジリジリとヒートアップしていく体。口を開けば「あっつ」のみ。

※ここから似たような写真がずっと続きます

10km

とにかく暑い。うっすら期待していた林道などというものはどこにもなく、雲一つない快晴の中を永遠に走る。

最初の数kmは沿道の応援もあり、地元から出場しているらしき人が張り切って応援に応える姿が見えていたが、だんだんと口数も少なくなっていくw

決して写真を拡大してはならないのだが、顔中が玉汗w
風もそんなに無いのでマジで濡れているだけ。体温は下がりゃしないのだ。

15km

このあたりからすでにエイドで止まるためだけに走るみたいな感覚になってくる。
残りは・・・

まだ25kmか・・・
残りの距離を思うと絶望感しか無いので目標にするのはエイド。

エイドはまだか。エイドで水をガブ飲みしたい。アタマから水を被りたい。オレ達を突き動かすのは次に待つエイドの存在。

20km

太陽が。太陽が憎い。
なんで雲が1つも無いのだ。暑いじゃないかw

写真では笑顔を作ってるけど撮影以外では鬼の形相である。

20km手前で100km勢と合流。この人たち既に70km走ってるってことか。面構えが違うwww
このあたりで「100kmにしなくて良かったね」というのが夫婦の会話のメインになる。

30km -絶望のワッカ-

ただただ同じ景色と意味不明なアップダウンが片道10km、当たり前だが往復20km続く絶望の道ワッカ。10年前の記憶がハッキリとよみがえる。10年前も絶望してたw

ただ、ワッカのスタートから1.5kmぐらいは50kmのコース内で唯一(誇張ではない)の日陰。
ずっとこれ(日陰)がいいのにって永遠に言いながら1.5km終わった。

この景色が往復20km
あー(白目
笑顔の奥で白目むいてるw

©オールスポーツ

ワッカの折り返し。つらい。本当につらい。

折り返しの手前は立派な橋。理不尽すぎるアップダウンに憤慨して、こんなところに橋作ってんじゃねえよって理不尽にキレたくなる。

40km

地図上のこんなところまで徒歩で行かせるなんてマジで正気の沙汰とは思えないw

あと10km。終わりが見えたときに人は元気になれる。
誇張無しで距離表示ごとに撮影した写真の中でこれが一番元気に見えるんではないだろうかw

この旅でオレの命を救ったのは間違いなくこのカップ氷(氷映ってねえけど)。30km以降のエイドではカップに詰めた氷をずっとガリガリ噛み締めて深部体温の上昇を防ぎながら進んだ。

同じように氷を求めるランナーは多かったようで、エイドではブルーシートに包まれた大量の氷があって、スタッフの方がそこから氷を補給してみんなに振る舞ってくれるのだけど、
スタッフさんを無視してブルーシートから直接氷をゲットしようとして静止されるゾンビ状態の方もたくさん見かけた。気持ちはわかる。

嫁氏からすると永遠にガリガリ噛んでるのでそっちのほうが疲れるのではないかと思っていたらしいが関係無い。オレは暑い。あとアップダウンをやめろw

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笑顔をキメながらも氷入りのカップは手放せない・・・

ゴール

もはやいろんなことがどうでもよくなっているがとにかく距離表示看板があったら惰性で写真は撮っておくの精神。

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▼公式のゴール動画では5:36:07あたりから登場。

©オールスポーツ

おつ

10年前の100kmは11時間37分06秒(6’58/km)。若さもあったが何より気候がかなり涼しかったことに助けられた。天気も曇りで、ワッカのあたりでは肌寒さも感じたぐらい。データを見ると最低気温9.4℃、最高気温は13.8℃。これは涼しい。

一方の今年。距離は半分だけどペースは10年前よりもゆっくりの7’13/km。スタート地点10:00の気温が27.3℃、最高は12:00時点で31.6℃。ゴール時刻の16:00ごろでも28.1℃。

なんかもう完全に季節が違うw

夫婦で共通の感想。

100kmだったら間違いなく完走できなかった

10年の時を経て完走メダルも4枚に

終わってみれば距離が半分だったのとペースも10年前よりゆっくりだったせいか、膝が少し痛むぐらいでダメージも大きくなかった。

ちょっと気温的に同じ時期にできるのかという話はあろうけど、

また10年後もどうぞよろしくお願いいたします🥰

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