結論から
ゲルニンバス26はいいぞ。
経緯
2週連チャンでレースを入れたところ、レース前から怪しかった両ヒザの皿の下の痛みが悪化してしまって少し大人しくすることにした。去年はちょうど今ぐらいの時期に200mのレペで肉離れをキメてしまい、結局そのシーズンは初戦のタイムを上回ることはできなかった。
タイムが伸ばせるかはわからんけど今年はこういう故障を無くシーズンを全うしたいということで今は大人しく。大人しく。
さて、
いわゆるジョグシューズについては長らくNIKEのペガサスを愛用してきていて、一時期は普段履きも通勤もジョグも全部ペガサスみたいな全日本ペガサス党員だった。
そんなペガサス党員の俺は故障が多い。故障は多いけど負荷や強度の高い練習は続けたいしレースにも出たい。ランニングはできれば一生楽しみたい。
ということで、以前は10,000円以上するジョグシューズなんて考えられなかったけど、ちょっと金多く払ってでも故障しにくいシューズ履いたほうがいいのではという感じで思考が変化してきた。ペガサスも悪いわけじゃないんだけどね。
結果、ここ半年で10,000円超えるものを含めていろんなジョグシューズを履いたのでレビューしてみた。
NIKE インフィニティラン4
何より見た目が好き。最近のNIKEはロゴがデカデカと主張してるものが多くて気に入らなかった(ブランドなんだから仕方ないw)んだけどこれは控えめでよろしい。
固くて重い・・・
ジョグシューズなので速く走る必要が無いから軽くなくてもいいんだけど、それならそれで足に優しい感触が欲しかった。普段使ってるジョグシューズがだいたい300g前後なのに対してインフィニティラン4は362gと更に重め。
「react x」という新しいソール素材を使ってるらしいんだけど履いた感覚としてはペガサスよりも硬いのでは・・・?w
更にサイズ感が完全におかしくなってて、普段履くシューズは27.5~28.0cmなんだけど、店舗で足入れしたところどう考えても28.0でも28.5でもキツかった。結果まさかの29.0cmを購入。
アッパーがニット素材だからなのかも?と思ったけどヴェイパーフライフライニットは28.0履いてたしなあ・・・ということで謎。もし買う人は店舗での足入れ必須。
重さは許せるとしても硬さもあって、残念ながらほぼ普段履きになっている/(^o^)\
ランニングではあまり活躍できないけど見た目は好きなのでヨシ!
Newbalance Fresh Form X More v4
Newbalace公式オンラインストア(記事書いた今もセールしてるよ!)
神野大地選手がYouTubeで推してたのがきっかけで知って、半額セールで購入。
ソールの見た目のボリューム感に対して密度が低いのかそこまで重さを感じることも無く、パフパフした感じの設置感が心地よい。
これは自分のミスだけど28.0cmだと少々大きくて、厚めの靴下を選ばないと靴擦れしてしまう。
あと、ソールの側面にFresh Form独特のウロコ模様みたいな凹凸があるんだけど、不整地走るとこの凸凹に土が入ってヨゴレが目立つw
650km走行で両足アッパー内側に破れ
1000km、2000kmと使い倒したいと思ってたけど、つい2週間ほど前に図のように650km走行で両足ともアッパーの内側に破れが発生。気づいたのが650kmというだけでホントはもっと前から破れてた可能性はあり。
以前購入したFuelcell Rebel v2もそうだったんだけどNewbalanceのシューズはアッパーに割とすぐ穴が空いてしまう印象ができてしまった。
ソールは全然問題無く、もっと履きたいと思ってるのでナイロン補修シート買って補修したい。
NIKE インヴィンシブル3
ナイキが取り組んでいるのは、速くなるという課題だけではなく、もう一つの大事な課題に「怪我ゼロ」を目指す取り組みがあります。
https://nike.jp/nikebiz/news/2023/01/26/5506/
3以前の初代が発売されたときから注目はしていたものの、定価20,000円オーバーということでそんなブルジョワなジョグは俺にはできねえと思ってスルーしていた。
が、今回嫁さんの誕生日クーポンを使ってアウトレットで15,000円ぐらいになったのでエイヤー!という気持ちで購入。
他のシリーズやカラーだとアッパーにNIKEロゴが入ってるのが好きじゃなかったんだけどこのカラーはそれが無い!ヨシ!(購入の決め手)
前足部が薄い・・・???
履いて走ってみると前足部に薄さというか、接地したときに前足部の衝撃を多めに感じた。
ひょっとして前足部だけ薄いのかと思って見比べてみたら・・・
こうして比較してみるとゲルニンバス26のほうが全体的に厚いけれども、前足部に注目するとそこまで大きく違うようには見えない。ペガサス39との比較では、ペガサスをちょっと履き込んでるせいか前足部が潰れてる感じがあるけど、ペガサスで前足部の薄さを感じたことは無い。
余談 : ジョグでもフォアフット
小学5年生の頃に100mで15秒が切れなくてどうしたら速くなるか考えてたときに、
背伸びして走ったら速い
というのを自分で発見(=フォアフット接地)してしまって以来、フォアフット接地で走るのがクセになってしまって今でも続いている。ジョグのときもそれは変わりが無いようで、下の写真のようにソールが削れるのは前足部がメイン。(普段履きにも使ってるとカカトも削れる)
※なお100mは15″3→14″7あたりに向上
Zoom Xが潰れるから?
気にするほどの厚みの違いは無いものの、確かに走っていて前足部の衝撃を感じる。
原因はよくわからんけど・・・インヴィンシブル3のソール素材であるZoom Xが柔らかすぎて潰れる度合いが大きくて足に衝撃が届いちゃう・・・とか・・・??
ということでカッコいいんだけど故障が防げる絶大な安心感があるかと言われると無いなー、みたいな。
ASICS ゲルニンバス26
出オチの本命。
正直言うとゴテゴテ感が強くてASICS好きじゃなかったんだよね。性能としては申し分無さそうなイメージはあったけども、普段履きにも使えるようなシンプルな見た目を好むのでどうしても手が出なかった。
・・・というイメージが最近は徐々に徐々に薄まってきたように感じていて、機会があってこの度嫁さんとお揃いで購入ということに。
で、走ってみたところソールのブニブニ・フカフカの安心感、ニット素材の伸びるシュータンで履きやすくて足が包みこまれる感触も申し分ない。インヴィンシブル3のときにあったような前足部の衝撃も感じない。
重さもほぼジャスト300gで極端な重さも無い。
普段履きにもイケるかと言われると個人的にはギリどうかなーイケるかなーみたいな感じではあるけどこれは完全に好みの問題。
今のところ持っているジョグシューズではこれが一番よい。
「本気ならアシックス」のキャッチコピーにも頷けてしまうぐらいの評価。
こうなるとASICSが他に出してるノヴァブラストとかも履いてみたい気はするんだけどソールのゴテゴテが好きじゃないのでもう少し見送りかなw
ついでにスタメンシューズ全部重さ計ってみた
ペガサス39とズームフライ4は重さがほぼ同じなんだけど、履いて走るとズームフライ4の方が明らかに速くなる。なるほどこれがカーボンプレートの効果なのか。
見ての通りレースシューズはヴェイパーフライのN%、初代アルファフライで止まっちゃってて買ってない。ヴェイパーFKもN%ももう1足ずつあるからwwwというのが最大の理由だけど、レースシューズは30,000円超えることも珍しくなくなっちゃったので、フルマラソンにもう一度本気で取り組む・・・みたいなことになったときにまた考えればいいかな!という気持ち。
adidasも古いタクミ戦3(古すぎw)の1足しか持って無くて、実は履いてみたい気持ちはある。
なんだけど以前ボストン10を履いたときにシュータンと合体して足回り全体を包む構造のせいで土踏まずを毎回靴擦れしちゃってて、今もその構造は変わってないみたいなのでなかなか試す勇気が無い。
足入れした感じは悪くないんだけどね。
まだまだNIKEばっかりな感じだけど他のメーカーも含めて機会があればいろいろ履いてみたい。
MIZUNOも国内メーカーとして頑張ってほしいw
コメント